働きがい改革アドバイザーの指出です。
令和6年4月から、トラックドライバーの労働時間上限規制が始まります。確認ポイントは、1年3300時間、1か月284時間、1日13時間です。
事例
・法定労働時間 月176時間(1日8時間×22日)
・時間外労働時間 月80時間
・休憩時間 月22時間(1日1時間×22日)の運送会社で説明します。
1年の拘束時間は、3300時間で月275時間(3300÷12=275)になります。
この会社は、1か月の拘束時間は、278時間(176+80+22=278)で284時間以内です。時間外労働時間は、86時間(284-278=6)まで可能です。ただし、毎月278時間拘束は、1年の拘束時間を超えてしまいます(278×12=3336時間)
1日の拘束時間は、13時間(8+休憩1時間+残業4時間)でクリアしています。ただし、毎日4時間残業は、88時間(4×22日)となり86時間以内にならないです。
よって、
1日4時間未満残業、月80時間残業(22日計算)とすれば、
1日(13時間)、1か月(284時間)、1年(3300時間)の合計拘束時間と時間外労働をクリアできます。
労務管理の疑問点は、各都道府県に設置している働き方改革推進支援センターを、ご利用ください。
助成金・補助金・その他 無料ZOOM相談(1時間)を実施しています。 私は、敷居の低い社労士を目指しております。些細なことでも聞いて下さい。