働きがい改革アドバイザーの指出です。
令和7年度補正予算案において、政府は最低賃金引上げに対応した業務改善助成金による中小企業等の賃上げ支援として、 352億円を補正予算案に計上しました。
令和6年度厚生労働省補正予算額は297億円ですので、約18.5%の上昇です。
生産性向上をサポートし、従業員の賃金アップを応援する「業務改善助成金」が、より多くの企業が活用しやすくなるよう、予算が充実しております。
令和8年度の業務改善助成金は、拡充される方向で動いています。現時点では概算要求段階の情報ですが、以下のような変更が予定されています。
主な改正ポイント(予定)
予算額が倍増・・・ 前年度の15億円から35億円に増額予定。
助成率の見直し・・賃金水準が低い企業ほど高い助成率が適用される仕組みを継続・強化。
コース再編・・・・ 従来の「30円・45円・60円・90円」の4コース制から、「45円・60円・90円」の3コース制に再編される見込み。
特例措置の導入・・ 地域別最低賃金の改定前に、地域の実情に応じた柔軟な対応が検討されています。
厚生労働省が予算を倍増し、コースの再編や特例措置の導入を行うのは、「物価上昇を上回る賃上げ」を中小企業で実現するための国の強い姿勢の現れとされています。来年4月の発表に注目しましょう!
助成金・補助金・その他 無料ZOOM相談(1時間)を実施しています。 私は、敷居の低い社労士を目指しております。些細なことでも聞いて下さい。
